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これまでステロイド等のお薬で治療されてきた方で、お薬を使っても症状が良くなっていないと感じている方の場合は、日常的に原因との接触や摂取が続いている可能性があります。 考えられる可能性は以下の通りです。 (1)お仕事で薬品や薬剤を使っている (2)頻繁に水に触れる、または、手が濡れている時間が長い (3)手袋や軍手など、手を覆う必要がある仕事をしている これらの中で、今回注目するのは(3)のケースです。 手肌を保護するためには、必ず手袋で保護していただきたいのですが、一方で手袋が原因の1つである場合があります。 手肌を守るために使っている手袋が、手湿疹をどんどん悪化させていたという例は少なくありません。多くの場合、その原因はラテックス(天然ゴム)アレルギーです。 ゴム手袋でなくてもゴムが部分的に使われている軍手なども同様に注意が必要です。手袋が原因である可能性をお伝えしても、 「手湿疹になるずっと前から同じように手袋をつかっていたけど、手肌に何もトラブルはなかったから」と同じ手袋をそのまま使い続けて、「アドバイスを受けた通りに使っているけど、まだ良くなりません」と数か月たって再度ご相談を頂くことが後を絶ちません。 ラテックス(天然ゴム)アレルギーは、突然始まりますのでこれまでは使えていた手袋がアレルギーの原因になってしまうということがあります。花粉症と同じですね。去年まで花粉症でなかったのに、今年から突然花粉症の症状が出始めるということは良く聞ききます。 では、気を付けて頂きたいことを、まとめてみましょう。 (1)ラテックス(天然ゴム)製のゴム手袋の使用は避ける。 ゴム(ビニール)手袋を日常的に使用するかたは、手袋の素材を必ず確認してください。 素材がラテックス(天然ゴム)の場合は、手の症状の原因になっている可能性があります。別の素材にすぐに切り替えましょう。 ラテックス(天然ゴム)にアレルギーが無い方でも、手肌にダメージがある状態で使い続けると、今後発症するリスクが高いため別の素材に切り替えることをおすすめします。 (2)綿の手袋を重ねても、意味がありません。 ラテックスアレルギーの原因物質は天然ゴム由来の水溶性タンパクのため、内部が蒸れやすいゴム手袋の下に綿手袋を重ねても完全に予防することはできません。必ず別の素材に切りかえる必要があります。 (3)軍手も注意が必要です。 作業用の手袋や軍手は、ビニールやゴムの手袋ではないので関係ないと思われがちですが、滑り止めの突起などゴム(ラテックス)が部分的に使用されているものが珍しくありません。 (4)ラテックス(天然ゴム)以外のゴム手袋について ラテックス(天然ゴム)以外の手袋の場合でも、素材に関係なく添加剤として使われている「加硫促進剤」「可塑剤」「熱安定剤」が原因で起こるアレルギー性の手湿疹が増えています。 合成ゴムであるニトリル性の手袋 添加剤が少なくアレルギーの原因物質が少ない素材です。 ただし、手に密着する薄い使い捨てタイプはゴムの伸縮性を向上させるために「可塑剤」を多く使って製造されています。密着することで手袋内部が蒸れやすくなり、接触性皮膚炎のリスクが高くなりますので、ニトリル製なら、繰り返し使えるタイプをおすすめします。 塩化ビニール製のゴム手袋 塩化ビニールはアレルギーを引き起こす心配は少ない素材とされていますが、ニトリルと比較すると使用されている添加剤が多くまれに肌に合わない方もいらっしゃいます。
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